みなさん、こんにちは。
前回に引き続き、タッチポイントについてお話ししていきます。
前回のブログはこちらから
まず簡単に振り返るとタッチポイントとは、お客様とのあらゆる接点のことでした。
リアル店舗で商品を購入するシーンだけではなく、オンライン上でのサービス利用時、購入前や購入後に企業や商品についてお客様に何らかの印象を残すシーンもタッチポイントに含まれます。タッチポイントを通じ、お客様との心の距離を近づけることができ、そこでの感動的な体験は他社との差別化を促します。
IT系のタッチポイントとは、デジタルメディアやオンラインを介した接点のことです。
購入前の認知やリサーチ、競合商品・サービスとの比較検討のタイミングで生まれやすい傾向にあります。ウェブ広告などを通じ、企業や商品・サービスを認知するといったことが購入前のタッチポイントの例です。
購入を検討する段階になると、ウェブサイトやSNS、ブログ、プレスリリースを通じた情報収集、レビューサイトで口コミを確認といったタッチポイントが増えていきます。上で企業の担当者が直接、顧客からの質問に答えることもIT系ならではの重要なタッチポイントです。
「カスタマジャーニー(マップ)」という言葉、聞いたことはありますでしょうか?
これまで「マーケティングのプロセス」などに馴染みのない方には、少し分かりずらい概念かもしれません。
このところMAやインサイドセールス、DX、CX、RPA、IoTなど、色々な用語が一気に出てきていますので、混乱する方も多いのではないでしょうか。
このブログでは、「カスタマージャーニー」をなるべくわかりやすくお伝えできればと考えております。
カスタマージャーニー(マップ)とは、お客さまが購入に至るまでの気持ちをプロセス化したものです。
例えば、ある知らない人にピアノを購入してもらうことを考えている「株式会社ピアノ」の社員のマーケ...