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メールを読まれたい!読まれる記事の3つの秘訣

2020.12.02 12:30 PM By 中山幸子

集客ツールとしてSNSやメールなど「記事を書いて」リードを集めるということが一般的になってきました。

リードを集め、メールを送り、リードナーチャリングしていくという基本を、弊社の2020年ウェビナーでもお話してまいりました。


しかし、せっかくいいことを書いているのに「読者が増えない」「読まれてない」という状況では非常にもったいないです。

今回は、とにかく読んでもらえるための秘訣をお話します。

実際、読んでもらう方法はたくさんあり、細かいところまで確認していくと、本1冊どころでは足りないほどのテクニックや心構えが必要になってきます。

 

あまりたくさんのことに最初から気を付けようとすると、どうしても記事を投稿できなくなってしまいます。

まずは、SNSであれ、メールであれ、情報を出していくことも必要になります。この記事では、「考えすぎて記事が書けない」ということがないように、とにかく初めてメールやSNSに投稿する時に最低限気を付ける3つに絞って説明します。


Yes」セット

これは、テクニックとしては書き言葉でも、話言葉(セミナーなど)でもよく使われている方法です。

「突然本題に入らない」ということです。


例えば記事の出だしから

「カルシウムは、絶対に摂っておきたい栄養素です。」

という始まり方だと、どうしても読者に対しての「教え口調」感が出てしまいます。


書き手のあなたが何者かもはっきりしていないうちに「教え口調」で話が始まると、

読者は心理的に拒否したくなるもので、記事が読まれない原因となります。



例えばこれを以下のようにするとどうでしょう?


健康は何にも代えがたいものですよね?

以前と比べて、人間の食生活は大幅に変わりました。

〇〇新聞の××の記事では、今現代人にカルシウムが不足しているということが記事になっています。(証拠)

カルシウムは絶対に摂っておきたい栄養素です。

(上記の例は、分かりやすくするためにダイレクトにしていますが、実際の文章ではもう少し柔らかく書くといいです)


どういうことかというと、出だしは「明らかなこと」や「誰でもYesと答えること」から入っているということです。


健康は何にも代えがたいものですよね? 全員Yes

以前と比べて、人間の食生活は大幅に変わりました。全員Yes

〇〇新聞の××の記事では今現代人に栄養素△△が不足しているということが記事になっています。(証拠)よく知らなかったけど新聞の記事だからYesだろう

カルシウムは絶対に摂っておきたい栄養素です。→Yes

読者の頭の中は、このような理解になりやすいということです。

本当に伝えたいことに対して「Yes」と同意してもらいやすくするため、その前に「誰もが正しいと思う内容を持ってくる」というのがYesセットの話です。


出口を絞る

メールやSNSの1記事に対して、読者にお願いするアクションは1つに絞りましょう。

読者はシンプルであればあるほど最後まで読んでくれやすくなります。

 

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と、色々な出口があると選択肢が増えてどれかは押してもらえそうだと思うかもしれませんが、

これから関係構築を進めていく段階にある読者を「一体どこを押せばよい」という心理にしてしまうと、

混乱してしまい、結局どれも押されなくなります。


署名などに軽く書くのはいいとしても、本題に対してのゴールは1つに絞りましょう。


もし、商品紹介のダウンセル商品やクロスセル商品を考える場合は、メールを分けての対応が好ましいです。


③とにかく件名

特に購読を始めたばかりのリードは、「メールが届いても開かない」「Facebookのフィードに流れてきても読まない」というところからスタートします。

「読者は中身を読まない」前提で、開いてもらえるタイトルをつけましょう。

コツとしては、ターゲットに合わせること、数字を適度に入れること、あまり長すぎないこと、全てを件名に出さないこと、です。

 

件名というのは本文を一言で言い表すものでないといけないと思う方もいらっしゃいます。

確かに通常業務の用件に関するメールなどの場合はその方が便利でしょう。


ただ、一斉配信メールの場合は読んでもらうことがまずは大事ですので、

必ずしも本文を忠実にまとめた内容である必要はありません。


例としてはこんなものがあります。

「今30代男性が欲しいもののランキング2位は時計、1位は…?」

「鬼滅の刃の善逸から学ぶマーケティング」



メールやSNSの記事を初めて書くときにもっとも注意するべきことをまとめました。

まずは上記3点を注意しながら、1記事書いてみてはいかがでしょうか。

 

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中山幸子

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