Zoho導入事例 アールアンドエーブレインズ様

設立:2014年7月
業種:

・解体工事マッチング
・営業コンサルティング
・メデイア運営事業
従業員規模:30名~

ご担当者様:市川 善勝 様 / 初田 秀一 様
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ご利用中のZohoサービス

アールアンドエーブレインズ様について

当社は、実際に建物を解体したい、解体にあたり何か不安を抱えているお客様からの相談から、解体業者様のご紹介事業を展開しています。

お客様からのご相談の応対だけでなく、ご紹介している解体業者様に対しても工事品質やお客様アンケートのフィードバックまで解体に関する幅広い対応を行っています。

一生に一度あるかないかの解体というお客様の経験のために、いい思い出で解体が終えることができるような支援をしています。そして解体工事という業界をクリーンなイメージに変えていくことをミッションとしています。

ご担当者様のお立場、プロジェクトへの関わり

初田様:
お客様とのやりとり、解体業者様とのやりとりを含め会社全般の統括業務に携わっています。お客様1人1人に専属のオペレーターをアサインしているので、オペレーターの管理や教育と実際にお客様の応対も担当しています。

市川様:
私はホームページの管理やお客様にお送りする資料やパンフレットなど販促・Webマーケティングの部分に携わっています。

Zoho CRM導入前について

Zoho CRM導入までのいきさつ

遡るとZohoサービス導入の直前はエクセル、その前は他社サービスを利用していました。

以前のシステムは費用も高く、費用対効果があれば良かったのですが、使いこなせていないという社内からの声もありコストも見合わず、解約しエクセルと紙での運用をしていました。

以前の顧客管理システムでは、顧客管理の線引きが定義づけすることができず、入力する情報が膨大になりオペレーターの入力も手間が掛かっていました。

しかし、エクセルと紙に戻すと、共有ストレージでデータや情報の共有はしていたもののいくつかの課題が見えてきました。

・その担当者がいないと、紙の場合どこにあるかわからない。
・こんなデータを使い一覧にしたいというニーズに対して、全てのエクセルを全部集めて統合する必要があった。
・紙の書類なども他の書類に紛れしまう事態が起きていた。
お付き合いをしている解体業者様とのやりとりが紙やFAXという背景もあるのですが、顧客管理方法に問題があると考えていたなかでZohoサービスを見つけ、コストだけでなくカスタマイズも柔軟にできるのではということでZohoサービスの導入を決めました。

Zohoサービス導入にあたって苦労したこと

初田様:
 正直言ってしまうと、導入に際して難しいと感じることはなかったです。データサービスさんとの導入に向けた打合せのなかで、無理な要望もリクエストしていましたが、イメージやご提案をしていただいていたというのがありました。

市川様:
 導入初期は、初田が大枠となる構成などを組んでくれていました。以前導入していた他社ツールを使いこなせなかったことがあったので、「本当にこれでいけるのかな?オペレーターに浸透できるのか?」というような疑念を持ちスタートしたのが正直な当時の気持ちでした。

具体的な導入が進むなかで注意したことは、お客様と応対していくメンバーの意見を取り入れるという点です。
作ったサイドと現場サイドでうまくかみ合っていないことなど、現場の意見をよく聞き、調整・反映をしてきました。

Zoho CRM運用・活用方法について

Zohoサービスの活用方法

Zoho CRMはお客様情報や話した内容をメモで残し、このお客さんが今どの段階にいるのか状況をステージで管理しています。その後のお客様との次の約束をタスク管理し、お客様を中心とした管理を行っています。

担当オペレーターのアプローチからお客様とのコミュニケーションスパンまで履歴として追えることはかなり重要と考えています。

以前はGmailでお問い合わせを管理をしていましたが、2~3日の対応遅れで他社に決まったり、連絡がとれなくなってしまうこともあります。

そこで当社ホームページの問い合わせフォームの情報をZoho CRMに連携し、対応状況や一元的に状況を把握に活用しています。
エクセルで運用していたときは、履歴が追えず状況把握にも苦労していたのですが、今では状況把握が楽になり実際に日々対応をしています。

Zohoサービス導入による効果と今後の展望

Zohoサービス導入による効果

①Zohoサービスを起点として業務プロセスへの変化
導入当時は事業規模もまだ大きくはなかったので、紙管理というアナログなやり方でも問題はなかったのですが、今はお客様の属性ごとにちゃんとアプローチを変えていくなどZohoサービスがないと成り立たない状態になりました。
マーケティング部門では、今までできてないことができるようになったことで、新たに生まれるものがいくつかあり、弊社なりの活用ができれば便利で事業拡大に繋がっていると感じています。

②お客様、案件情報の一元管理
お客様に関する情報が一元管理できたということは助かっています。お客様ごとに様々なデータが紐づいて見られるようになったので、工事を含めて対応しているかがわからないということはなくなりました。
以前は、メールやエクセルとにらめっこしていましたが、導入後はZoho CRMをみれば把握ができ、社内の確認ややり取りがスムーズになりました。良い意味で1人のお客様に使う時間が短くなり集中できるようになり、さらに忙しさから抜け漏れてしまったお客様対応が減りました。

③集計作業の簡略化
顧客リストもすぐに出せず集計作業に1~2日掛かっていました。その時間がいまでは30分で終わるようになったことが1番大きなことです。
必要な集計等をZohoサービス内で全て作り、お客様情報を探す手間も簡略化ができています。担当者が休暇でもシェアされている情報をみれば終わるということが、対応ができるようになったことは現場が最も変わったと思うことです。

今後のZohoサービスの展望

実際Zohoサービスは使い勝手も良くカスタマイズも柔軟にできるので、どんどん面白いサービスにしていくこともできると感じています。

ゆくゆくは、解体だけに特化せず横展開という点で、建て替えや土地の売却など解体する目的やゴールのための管理もしていき、事業やZohoサービスの活用幅を広げたいと考えています。

まだ使いこなせていないサービスや機能もあるのですが、マーケティング部門ではZoho SalesIQを使いこなし、お客様のユーザーフローのようなゴールまでの動きを見える化し、流れを滑らかになるようZohoサービスの活用をしていきたいです。

Zohoサービスの導入検討をしている方へのメッセージ
管理する人だけではなく実際現場サイド含めて、まず一緒に意見を出し合うことが必要だと思います。携わっている人全員が本当に見えるようになるだけではなく、会社としてしっかりお客様に喜んでもらうためにZohoサービスの活用を考えてみてもいいかと思います。
また、業務や案件のスタートからゴールまでの期間が長い事業こそ、Zohoサービスのような顧客管理ツールはあった方が有効的だと思います。そういった企業さんは検討されてみるといいかなと思います。