データサービスの顧客管理

セミナー・スクールの生徒・会員獲得の最大化!(後編)

2020.12.24 12:30 PM By 松丸修身

Merry Christmas!

こんにちは、今日はクリスマスイブですね。コロナ禍でもあり、いつもとは違ったクリスマスをお過ごしになると思います。本ブログは今年最後になりますが、前回の「セミナー・スクールの生徒・会員獲得の最大化!」(前編)の後編となり入学・入会頂いた生徒・会員の方々へのアクションや運用となります。

セミナー・スクールの生徒・会員獲得の最大化!(前編)はこちらから


またタイトルはセミナー・スクールとしていますが、その対象・応用範囲は広いので下記も前編同様にお伝えいたします。


・ビジネス系(会計・税理、英会話)学校、教室

・パーソナル系(料理、英会話、ダンス、スポーツジム)教室

・セミナー(自己啓発、ビジネス、投資)

・コンサルティング(金融、投資、保険)


それでは入学・入会頂いた生徒・会員の方々のアクションや運用についてよくある課題とその対応方法についてお話ししたいと思います。


・入学・入会後の課題

ここでは代表的な3つの課題を挙げたいと思います。


「入学・入会手続き」

「退学・退会防止」

「新規入学・入会」


「入学・入会手続き」はできる限りスムーズに行うことが必須となります。せっかく入会の意思を固めてコンタクトしてきた方々のテンションを落とさないことが重要です。さらに提供サービスによっては法的に定められた手続きも必要な場合もり、のちのちのトラブル防止のためにも規約などの理解と同意なくしてスムーズな運用はありません。こちらに会費などの金銭のやり取りも発生しますので、「漏れ」なく行うことも心掛けなければいけません。

この運用については、ITやテクノロジーを活用することをお勧めしております。難しく考えることはなく、これらの必須プロセスにCRMなどのITツールを導入することで、自動化、半自動化が可能となり「漏れ・忘れ」なくスムーズにプロセスが流れていきます。たとえば、入会にあたり規約の確認をweb上でチェックを頂くと、会費などのごあんなにメールが発信される設定などが可能となります。


「退学・退会防止」はいかに継続をして頂くかということになります。「興味ある授業や内容が終わる」「授業の内容についていけない」「授業に飽きた」などが挙げられます。内容が終わる場合は、終わり間際に上級クラスや関連クラスにつなげるための案内をして新たな受講を促します。こちらも上記同様に多くの生徒さんを個々に管理することは難しいのでCRM等で終わる1か月前にお知らせを自動化されることも可能となります。一方で「ついていけない」「飽きた」はきちんとした対応が求められます。防止策として事前に想定される授業の難易度の高い内容などは、補講メールマガジンなどでフォローアップをしつつ個別対応を実施などが一般的です。「ついていけない」「飽きた」と思わせないことが重要ですので、想定されることに対しては全体にメールマガジンなどでの周知が必要です。そして受講に対して満足度を高めて「ファン化」することで会員同士で助け合う場などが醸成されます

「新規入学・入会」は前編でご案内した新規入学・入会のプロセスを実行しながら、ファン化した既存の生徒・会員の方々に「口コミ」や「紹介」などを促すことで新規獲得のチャネルが拡大します。是非この一連の仕組み、動きを作り上げて頂きたいと思います。


以上、3つの課題と対応のポイントとなりますが、新規生徒・会員獲得と合わせて活用頂きたいと思います。みなさんお気づきと思いますが、本日の子のポイントはマーケティングでいう「リテンション」「アップセル、クロスセル」などの要素が盛り込まれております。BtoC、BtoB、業界・業種に限らず取り入れていただければと思います。




これで今年のブログは終了となります。1年間お付き合い頂き誠にありがとうございました。


新たに迎える2021年が皆さまにとって希望に溢れる一年となりますよう心からお祈り申し上げます。よいお年をお迎えください。


松丸修身

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